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2月26日(月) 夕方からようやく2週間放置していた額装をした。 北海道出張の間に一般のお客さんからオーダーが入った。 会社へ戻って額縁の在庫を確認すると、なんと一枚もなかった。 慌てて額縁屋さんへ発注。 この額縁屋さんっていうのがまた今日日珍しい程の名古屋弁ユーザーで 私の父親よりも若いのに、私の死んだ婆ちゃん級の名古屋弁なのだ。 「ほんでよ~。わ~し、寸法忘れてまっただけど、ど~ふうだったえ~? おみゃ~さん覚えとらっせるきゃ~?」 といった具合だ。 もう、何なら英語に近い。 私もつられて 「ほんならまぁ、そ~ふうで頼んどくでね~。」 なんつって。 ばあちゃんが死んで4年以上、ここまでコアな名古屋弁はなかなか聞く機会が無いので 何だか和んでしまう。 別段いい人でも何でもないんだけど、方言って不思議だ。 そういえばちょっと前に関東出身のいとこの嫁さんが 「私おばあちゃんの言ってた事、ほとんど意味がわからなくて いつも適当に笑ってあいづち打ってたんだよね~。」 って言っていたのには逆に驚いた。 そうか・・・そんなに名古屋弁って酷いんだ、って。 そうそう。そう言えば、私がまだ大阪に住んでいた頃 久々に名古屋に戻ってばあちゃんに関西弁で話しかけると 「ほ?」 っつって通じなっかった事を思い出した。 っていうか、私も相当マイナーな河内弁を喋っていたからな~。 7年住んで、それはネイティブを欺くほどの完成度の高い河内弁だった。 名古屋に戻ってからもしばらくは関西弁が抜けずに 会社の電話対応なんかも全て関西弁仕様だったのだが そんな私ももう現在ではすっかり名古屋弁に返り咲いている。 こっちに戻って早いもんでもう5年だからな~。 でも怒って語気が荒くなってくると、名古屋弁と関西弁がまじった言葉で 相手を威嚇、罵倒し 関東のお客さんにはなるべく標準語で喋るようにって 何だかわやくちゃになってきている。 そしてこの土曜に額縁を取りに行き、本当は今日出荷まで持っていこうと思っていたのに 以上の理由により、あえなく出荷は明日へ持ち越しとなった。 私がこの会社に入った頃は、私のできる仕事が少なかったので良かったのだが 今となっては受注生産すらもなかなかできない状況だ。 何が大変かって、上部の釘の装飾に一番手間取る。 しかも結構高額の商品なだけに手が抜けない。 私みたいな普通の人が作ってて良いのだろうか・・・と思ってみたりもする。 今回のは金銀ダブルのものだが、これは年間5枚も売れないくらいなんだけど。
by ccth528
| 2007-02-26 23:51
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