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10月15日(月) そんなこんなで昨日は投稿をお休みいたしましたが 現在は仙台のホテルにおります。 昨日のお通夜、今日の告別式には驚くほどの人が来た。 推定半分は高校時代の部活の部員の面々で 悲しみと驚きを少し横に置いて、とにかくより多くの人に連絡を取ることに みんなが集中し、恐らく彼と時を同じくした時代の9割以上の人間が その場に駆けつけた筈だ。 身軽な私はまだしも、中にはまだ小さな子供を抱えたママや妊婦も居たし なかなか融通のきかない仕事を持った人も 遠方に居た人も、たった一日で集まった。 その衰えぬ団結力と行動力にちょっと感動。 これもひとえに、故人の生前の人望がそうさせたのだろう。 義理で来ている人なんて一人も居なかった。 はたして自分が死んだ時、こんなにも沢山の人が集まり また涙してくれるのだろうか。 ワシ、ちょっと不安になった。 ご両親もとてもいい方で、お母さんは何となく私の事を覚えていて下さっていて お焼香の時に私が号泣しながら一礼すると 「あ・・・演劇部の・・・(泣)?」 「そうですぅぅ!!IMACHですぅぅぅ(号泣)」 「い・・・IMACHさ・・ん?」 「ちいちゃんですぅぅぅ~(号泣)」 「そうだ!ちいちゃんだ~、知ってる~(号泣)」 「おぉ・・・お寂しゅうございましたあぁぁ~」 ←ちょっと間違っている *本当は、「お寂しゅうございますね。」なのだ。 などと、温かく声をかけて下さった。 その後もなぜ亡くなったのかわけがわからない私達にお父さんが 事の経緯を事細かに教えて下さったりして お疲れなのに遅くまでご迷惑をおかけしてしまった。 当時の部活の顧問も2日間とも顔を出してくれて 「先生、単なる会社員なんだから、勝手に学校抜け出してっと首になるよ(笑)」 などと、多くは懐かしさと、10数年振りに思いがけない人達に再会できた嬉しさで 和やかなムードだった。 その場で楽しくしていないと、全員悲しみで溶けてしまいそうだったのと こうしていれば賑やかな事が大好きだった故人の魂が 近くに居てくれるのではないかという期待も入り混じっていた。 葬儀の席はまだいい。 本当に辛いのは、この悲しみを分かち合える人間が傍に居なくなったとき つまり、ふと一人になった時だ。 車の運転をしているときやお風呂に入っている時 何もせずにボーっとしていたりすると、「うっ」と涙が込み上げて来る。 ワシの場合は 「マ~(泣)。。。」 なんだけど。 でもそれは私だけじゃなく、故人に関わった全員が味わっている筈なのだ。 今朝、会社に出勤して、やり残した仕事を片付けた後 正午より行われた告別式に参加し 後ろ髪をひかれたまま、昼過ぎに帰社し出張の準備をし 空港に向かった。 予定を1時間勘違いしていてフラフラだったので 大事なカバンを抱えたまま、搭乗ロビーでヨダレを垂れ流し 相当深い眠りに入った。 ちょっとスッキリ。 ここまではバタバタとしていたのでまだ気が紛れたのだが 飛行機に乗っている間の約1時間、眠気と疲労と悲しみのために 時折涙を流しながら、至極うつろな目で不動のまま座っていたら 客室乗務員に寝ていると勘違いされ ドリンクが貰えなかった。 勿論そんな事、このワシが許す筈もなく 「ちょっとすいませ~ん、ホットコーシーくださ~いっ。」 って訴えたけど。 仙台空港に着くとレンタカー屋の送迎車に乗り込み レンタカーを借りてホテルに向かった。 寂しいのでラジオでもと思い、地元のFMを聞いていると 「僕は一口馬主をしているんですよ。それが最近G2で3着取ったので それが今の僕の心の支えです。」 と、しょーもない事を言っているゲストが出演していた。 「誰だコイツ、馬鹿じゃねぇの?」 と思ったら、同じ名古屋人であるSEAMOだった。 えっ?こいつも今、仙台におるんか。 まるで借りてきた猫じゃのう・・・人の事言えんけど。。。 なんて思って明日のパンを買いにコンビニへ寄った。 エンジンを止めて車から降りると、どうもさっきのラジオの続きが聞こえる。 外に向かってFM流してる店か。 そう思って、数人の人だかりが出来ているのに気付き目をやると そこがそのFM局の目の前だった。 おっ?? って事はSEAMOが見えるのか? と思ったが、もう帰った直後だったため、目にすることができなかった。 う~ん。。。別に大好きなわけじゃないけど ちょっと残念。 ほんの数秒の差だったのに。。。。 そして仙台の町が、こんなにも大きくて綺麗で都会だと言うことにちょっと驚いた。 千歳辺りによく似ているかも。 名古屋、ちょっと負けてるかも。 でもワシ、都会に興味はないのでどうでもいい。 そんなの関係ねぇ。はい、おっぱっぴーだ。 まぁ、本当にそんなの関係ねぇんだけど そんなこんなで、怒涛の3日間だった。 ワンクリックしたってちょ。 ↓
by ccth528
| 2007-10-15 23:30
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